「戦争」に強くなる本

商品概要

入門・太平洋戦争 日本はなぜ戦い、なぜ敗れたのか

 テロとの戦いや、北朝鮮の核武装、中国の軍拡などによって、軍事知識は必要不可欠なものになりつつあります。
 また、太平洋戦争を正しく理解するためには、今どんな本を読み、どのような知識を身につければよいのでしょうか。
 本書では、これまでアジア太平洋戦争について公刊された書物を、「開戦原因」「敗戦原因」「戦争の展開」「兵器について」「戦争責任とは何か」など多面的に整理・紹介し、戦争の真実に迫ります。

第1章 なにはともあれ基礎知識
 「戦記に傑作なし」
 戦時中の日本人

第2章 なぜ戦わねば成らなかったのか
 「総力戦」と「成金」
 国際連盟と人種問題
 ヴェルサイユの馬鹿

第3章 軍国主義とはなんだろう
 一時は弱まった軍人の立場
 軍縮が生んだ軍国主義
 日本は「ファシズム」だったのか

第4章 なぜ「軍部独裁」になったのか
 信頼を失った政治
 統帥権と満蒙問題
 派閥抗争からクーデターへ

第5章 戦争は避けられただろうか
 リーダーシップの欠如
 米国の戦争意志
 日米交渉と国内世論
 そして、パールハーバーへ

第6章 これでは勝てるわけがない 戦略・国力編
 勝てると思っていなかった
 「大東亜戦争」の虚構
 秀才参謀の罪

第7章 これでは勝てるわけがない 兵器・技術編
 牛に曳かせた戦闘機
 ソフト戦力とハード戦力
 憲法の呪縛

第8章 「国のため」なら許されるのか
 最悪の自殺戦法「特攻」
 責任をとらぬエリートたち
 見捨てられた人々

第9章 「戦争責任」はどう裁かれたか
 いわゆる東京裁判について
 今も続く論争
 どのような問題が残されたのか

第10章 買ってはいけない
 本気にしてはいけない
 鵜呑みにはできない
 話にならない

●林 信吾(はやし・しんご)
1958年、東京生まれ。神奈川大学中退。1983年より10年間、英国に滞在。この間、ジャーナリストとして活動する傍ら、『地球の歩き方・ロンドン編』の企画と執筆に参加。帰国後はフリーで執筆活動に専念している。『青山栄次郎伝 EUの礎を築いた男』(角川書店)、『超入門資本論 マルクスという生き方』(新人物往来社文庫)、『反戦軍事学』(朝日新書)、『イギリス型〈豊かさ〉の真実』(講談社現代新書)など、著書多数。

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